展示案内
menu

夏季特別展「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」

〔概要〕

 日本の陶磁器はいつの時代も新たなデザインの探求のなかで発展を続けてきました。今まで総括されることのなかった近代日本の陶磁器デザインに着目し、明治から戦前の頃までを対象にその全容を紹介します。


新製マジョリカ額皿 板谷波山(東京工業大学博物館蔵)

〔みどころ〕

  1. デザインの視点から日本近代陶磁史を紹介する初めての試み
  2. 日本近代陶磁の歩みを、ものづくりの流れとして包括的にとらえた展覧会
  3. 万国博覧会出品の花瓶、秩父宮邸装飾電燈台、後年人間国宝や日本芸術院会員として活躍した作家たちの若き日の仕事など、話題性のある作品を含めて161件を展示
  4. 石川会場特設コーナーで、明治から戦前までの九谷作品と資料17件を展示

〔監修〕

森 仁史 氏(工芸デザイン史・金沢美術工芸大学柳宗理記念デザイン研究所)


〔開催館〕

※全国4館による巡回展

岐阜県現代陶芸美術館  5月21日~ 7月10日
石川県立歴史博物館   7月23日~ 8月28日
兵庫陶芸美術館     9月10日~11月27日
渋谷区立松涛美術館  12月13日~ 1月29日


〔展示構成〕

Ⅰ 近代化の歩み  ・・・出品件数32
Ⅱ 産地の動向   ・・・出品件数35
Ⅲ 発展・展開   ・・・出品件数88
Ⅳ 終章      ・・・出品件数 6  計161件
☆ 石川会場特設コーナー 九谷・・・17件


〔主な出品資料〕

上絵金彩染付草花図花瓶     アーレンス社 個人蔵
釉下彩松竹梅図花瓶       ゴットフリート・ワグネル 個人蔵
菊文様皿            浅井忠/清水六兵衛(四代)京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
新製マジョリカ額皿       板谷波山 東京工業大学博物館蔵
結晶釉花瓶           石川県立工業学校 産業技術総合研究所蔵
上絵菊花図花瓶         井村彦次郎 個人蔵
釉下彩鯉図花瓶         石野龍山 個人蔵
八つ手レリーフ文花瓶      錦光山宗兵衛(七代)岐阜県立多治見工業高等学校蔵
染付ばしょう模様コーヒーセット 富本憲吉 京都国立近代美術館蔵
生命の樹            バーナード・リーチ 京都国立近代美術館蔵
秩父宮邸陶器製装飾電燈台    陶磁器試験所 滋賀県信楽窯業技術試験場蔵
帝国ホテルライト館洋食器    日本陶器/フランク・ロイド・ライト 個人蔵
青九谷染合灰皿         利岡光仙 日本陶業連盟蔵
絵高麗注子           石黒宗麿 東京国立近代美術館工芸館蔵
黒釉菱形花瓶          河井寬次郎 京都国立近代美術館蔵



会 期
2016年7月23日(土)~2016年8月28日(日)  
時 間
午前9時-午後5時(展示室入室は午後4時30分まで)  
休館日
会期中無休 
会 場
特別展示室 企画展示室 
観覧料

一般700円(560円)、大学生560円(450円)、高校生以下無料
特別展・常設展セット券 一般800円、大学生640円、
※( )内は20名以上の団体料金

 
関連イベント
関連行事詳しく見る
展示解説詳しく見る
ワークショップ詳しく見る
 
主催
石川県立歴史博物館
共催
北國新聞社
後援
NHK金沢放送局・北陸放送・石川テレビ放送・テレビ金沢・北陸朝日放送・金沢ケーブルテレビネット・エフエム石川・ラジオかなざわ・ラジオこまつ・ラジオななお
TOP