2024年度 展覧会
企画展
石川近代文学館 おでかけ展示 くらべる文学展 in 歴博
4/27(土)―6/23(日)
石川近代文学館は、令和6年能登半島地震の影響により休館中です。この状況を前向きに捉え、貴重な所蔵資料を広くアピールしようと、石川県立歴史博物館にて「おでかけ展示」を実施する運びとなりました。
自筆の原稿や手紙、日常的に手元に置いた愛用品にそれぞれの作家さんの個性が光る、総合文学館ならではの「見くらべて」楽しむ文学展です。県出身作家だけでなく、教科書にも登場する著名作家と石川のかかわりも紹介します。
石川近代文学館とは?
石川近代文学館は地方の総合文学館としては全国で最も古く、昭和43年に開館しました。以来、石川県ゆかりの文学者の著書・遺品・愛蔵品等を収集し、「金沢の三文豪」の泉鏡花・徳田秋聲・室生犀星から現代文学の最前線で活躍する作家たちまで、幅広く展示しています。 昭和61年より国指定重要文化財である旧第四高等中学校本館を全館利用し、平成20年に「石川近代文学館」と「石川四高記念館」からなる複合施設「石川四高記念文化交流館」として新装開館しました。
夏季特別展
知の大冒険
―東洋文庫 名品の煌めき―
7/19(金)―9/1(日)
約100万冊の蔵書を誇る東洋文庫の全面協力の下、日本屈指のコレクションの中から選りすぐった名品を通して、アジアを中心とした歴史や文化を紹介します。マルコ・ポーロの『東方見聞録』、『アヘン戦争図』など、誰もが教科書で見たことのある有名な書物や地図、絵画に加え、あまり知られていない文字や言語、古い街並みや風景、動植物など、まだ見ぬ新たな「知」との出会いが待っています。
東洋文庫とは?
東京都文京区に位置する東洋文庫は、東洋学分野のアジア最大級の研究図書館であり、世界五大東洋学研究図書館の一つです。愛書家でも知られる三菱第三代社長・岩崎久彌が、北京駐在のオーストラリア人ジャーナリスト、G.E.モリソンの旧蔵書を一括購入した「モリソン文庫」を核に、1924(大正13)年に設立され、現在の蔵書は国宝5点、重要文化財7点を筆頭として100万冊を超えます。
2024年度 イベントカレンダー
- 特別展
- 企画展
- 催し物
- 休館日
※都合により中止や変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
下半期の展覧会について
令和6年能登半島地震の影響を受け、下半期の展覧会日程は現在調整中です。
決まり次第、順次ホームページ等にてお知らせいたします。