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今村家資料(いまむらけしりょう)

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 古文書を中心に120点の資料。鋳物師関係では1613(慶長18)年の利常からの免状をはじめ、真継家関係の資料、火矢方など職務関係の資料がある。鋳物師としては「鍋屋」を称している。家柄町人関係では、町役人としての職務や華道(池坊)稽古など金沢町人の実態を窺える資料となっている。
 この資料の最大の特徴は日蓮宗関係である。厨子の中に、日蓮、加藤清正、北野天満宮の三尊を木像としたものがあり、この北野天満宮は前田利家と考えられ、加賀藩領内で行われた「加藤清正尊崇」の実態を探る上で非常に興味深い資料である。当時の金沢町人の社会生活を窺うことができる貴重な資料が数多く含まれている。

時 代
江戸時代
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