阿武松緑之助錦絵(おおのまつみどりのすけにしきえ)
1枚。紙本木版刷。
縦長の大判錦絵である。阿武松緑之助は能登国鳳至郡七海村(現鳳珠郡能登町)に生まれた。江戸に出て力士を志し武隈部屋に入門し、四股名の「阿武松」は、萩の景勝地「阿武の松原」に由来する。稲妻雷五郎と競い合い、1828(文政11)年に吉田司家から横綱免許を授与されて、1835(天保6)年引退し年寄となった。通算26場所、142勝31敗24分8預1無37休、優勝5回で、1851(嘉永4)年12月29日没した。英雄見立三国志の一枚。
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- 時 代
- 江戸時代 19世紀
- 寸 法
- 縦35.5cm
横23.1cm
- 作 者
- 香蝶楼國貞