加賀藩士肖像画(かがはんししょうぞうが)
1幅。絹本著色。
幕末から明治にかけて活躍した画家である五姓田芳柳(1827~1892)が描いた加賀藩士の肖像画である。五姓田は西洋画法を取り入れ、陰影法をほどこした写実的な肖像画の画風を確立し、いわゆる横浜絵として多くの作品が輸出された。同肖像は1883(明治16)年に五姓田が金沢に滞在したおりに制作されたものと思われる。像主は家紋等から5千石の加賀藩士伴八矢と推定される。
クリックすると写真を拡大することができます。
- 時 代
- 1883(明治16)年
- 寸 法
- 縦100.4cm
横33.0cm
- 作 者
- 五姓田芳柳