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桜花唐草文象嵌鐙(おうかからくさもんぞうがんあぶみ)

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 鐙(あぶみ)の正面にあたる鳩胸(はとむね)から笑(えみ)と呼ばれる部分には、銀の平象嵌で桜の花びらを散らし、余白を唐草文で埋める。紋板(もんいた)には算木形と呼ばれる長方形を11個透かす。紋板内側には「加州住正久作」の銀象嵌の銘があるので、加賀で造られた鐙と分かる。

時 代
江戸時代
寸 法
幅12.6cm
奥行28.0cm
高25.0cm
作 者
正久
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