防毒面(防毒マスク)(ぼうどくめん(ぼうどくますく))
活性炭などの吸着作用により吸気を無害のものとする防毒用具。1937(昭和12)年の防空法公布以降、開発・改良がすすみ、1939(昭和14)年頃から各種製品が発売された。警防団用の隔離式と市民用の直結式の2種類があった。本資料は直結式の甲型軍用2号で、防空訓練などのために備えさせられたが、実際空襲時に使用することはほとんどなかったという。
昭和化工/製
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- 時 代
- 昭和10年代
- 寸 法
- 高30.0cm
幅22.0cm
奥行13.0cm