内田政風肖像写真(うちだまさかぜしょうぞうしゃしん)
1871(明治4)年7月の廃藩置県で薩摩出身の内田政風が金沢県大参事として着任、11月には大聖寺県を合併して加賀一国が金沢県となった。翌年5月には県庁を石川郡美川へ移し、県名は石川県と改められた。この新制度の中、内田は石川県参事となり正式に新しい府県制での初代長官となった。内田は1875(明治8)年3月に退職しているが、この職がのちに県知事となったため内田は初代県知事とされる。
写真の裏書によると、もともとの写真は1892(明治25)年5月に東京市丸木で撮影されたもので、政風78歳の時という。その写真を1928(昭和3)年8月に神戸市市田で複写したと記されている。現在知られている中では原版に近いものである。
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- 時 代
- 明治時代
- 寸 法
- 縦32.0cm
横24.5cm
額縁寸法:
縦52.5cm
横43.0cm