開化新聞(かいかしんぶん)
石川県ではじめての新聞。地方紙としては全国でも十指に数えられる。1871(
明治4)年に発刊許可、12月21日に第1号が出された。発行元は金沢新聞社。社主は吉本次郎兵衛。木版刷りの二つ折り半紙10~11枚の小冊子で、月3回発行された。内容はニュース、官報、新知識の啓蒙、広告などで当初は県当局の保護により順調な発展をとげた。32号より『石川新聞』と改題、その後『加越能新聞』となった。
金沢新聞社/刊
- 時 代
- 1871~1872(明治4~5)年
- 寸 法
- 縦24.1cm
横16.5cm