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里数計(りすうけい)

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 測量器具。大野弁吉著『一東視窮録』に図面の残る里数計(万歩計)の実物。針は上下2本で、上は10目盛り、下は36目盛り。内部構造も『一東視窮録』のままで、蓋裏には弁吉作品に特有の唐草模様が施されている。従来紹介されている里数計はほとんどが横揺れ型だが、弁吉のものは縦揺れ型という著しい特徴がある。

時 代
江戸時代
寸 法
高8.8cm
長径5.0cm
短径3.7cm
作 者
伝大野弁吉
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