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御所人形 見立勧進帳(ごしょにんぎょう みたてかんじんちょう)

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 御所人形は江戸時代中期に大成され、一説には西国の大名が参勤交代で江戸に赴く途中、京都の宮廷に立ち寄り贈り物をした際に、その返礼としてこのような人形が贈られたことから「拝領人形」や「お土産人形」と呼ばれ、明治時代になって「御所人形」と呼ばれるようになった。
 御所人形は能・狂言・歌舞伎などからテーマを取材し、持ち物や衣装を見立てることがあるが、この人形は石川県小松市の安宅の関が舞台となった勧進帳に見立てたものである。

時 代
江戸時代 19世紀
寸 法
像高40.0cm
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