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脇差(わきざし)

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 末古刀で美濃刀工の作と推定される。拵えの鞘(さや)は黒漆塗に、鞘尻(さやじり)の石突(いしづき)や上下の芝引(しばひき)と雨覆(あまおおい)、両側金物、覆輪(ふくりん)状の4個の胴金、栗形から鐔(つば)寄りに真鍮(しんちゅう)製金物をあしらう。下緒は金茶色。笄櫃(こうがいびつ)を設ける。

時 代
室町時代末期 16世紀
寸 法
長43.3cm
幅3.0cm
反り1.1cm
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