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鎌倉時代中期の奈良春日社の神官や興福寺の僧侶らの和歌が記された懐紙。この懐紙の紙背に、1243~44(寛元元~2)年にかけて春日若宮社の神官中臣祐定(なかとみのすけさだ)が万葉集を書写し、冊子に綴ったものが「春日本万葉集」(かすがぼんまんようしゅう)として伝世し、加賀前田家が保有していた。その後、ある時期に綴じ紐が切られ、現在は1枚ごとの懐紙として伝来している。
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