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土偶(どぐう)

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 土偶と言われる「ひとがた」は乳房を表現した女性像が多いが、人とは思えぬ奇怪な造形もみられる。しかも、頭や手足、胴部が欠けた状態で発見されることが多く、壊すことで役割を終えたとみられている。
 その形は粘土板の乳房を貼り付けた簡単な作りから立体的なものへと変化し、その後、極度の抽象化が進んで次第に衰退していった。

時 代
縄文時代中期~後期
寸 法
画像上右端:
  高4.74cm
  幅5.43cm
出土地
七尾市万行(まんぎょう)遺跡、赤浦遺跡
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