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古代寺院の軒を飾った屋根瓦である。内区に13の蓮子の中房をもつ6葉の単弁蓮華文を配し、外区に二重の鋸歯文をめぐらしている。 出土した末松廃寺は手取扇状地の扇央部に立地する7世紀後半の創建とみられる北陸最古級の寺院のひとつで、東に塔、西に金堂を並立させた法起寺式伽藍であったことが判明している。また、出土瓦は遠く手取川を超えた能美市湯屋窯(ゆのやよう)で生産されたことも明らかとなっている。
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