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陶硯(とうけん)

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 硯面後部の一方に鍵形の区画を設け、右端に漏斗状の溜(ため)をつくり、三方には二枚の粘土板を貼り付けた堤がめぐる。硯背には四脚をつけ、前方二脚が低い傾斜硯である。硯部の左半分は降灰釉をかぶっている。

時 代
平安時代
寸 法
縦17.3cm
横11.5cm
高3.8cm
出土地
白山市知気寺(ちきじ)遺跡
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