膝下防寒着(がまはばき きびしゃて)
地方名 : ガマハバキ キビシャテ
ハバキは冬の外仕事の際に膝下を保護、保温するためのものでガマ製、シナ製などがある。これはガマ製で男性用。戦争中にはマキハンと称するゲートルを巻くようになり、戦後は長靴へと変遷した。
キビシャテはハバキと併用し足首に巻いてこれを保護するもの。これは男性用でネルの端きれを何枚か継いだものを3枚重ね合わせ、全体に刺子を施して強くしている。布の中央には足首を2巻きする長さの紐を付ける。
- 時 代
- 大正~昭和35年頃
- 採取地
- 白山市(旧白峰村字桑島小赤谷、旧白峰村字白峰大道谷太田)
- 文化財
- 重要民俗文化財