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除雪用具(こしき)

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地方名 : コシキ

 ブナ製の除雪用具。屋根、橋の上の雪降ろし、道路の除雪、雪の下の野菜の堀りおこしなど様々な場所で使われた。山の雪は特に深く、一人で歩くときは危険なため「たえずコシキを持って道を歩くべきだ」といわれ、杖がわりに持ち歩く習慣があった。その場合、板に雪の付着防止のため菜種油を塗った。

時 代
1940(昭和15)年頃~1955(昭和30)年頃
寸 法
長133.2cm
幅19.5cm
厚1.0cm
採取地
白山市(旧白峰村河内谷)
文化財
重要民俗文化財
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