食事用具(べったりぜん)
地方名 : ベッタリゼン、ベッタリオゼン、ベッタリオシキ
杉材の白木かベンガラ塗で足のない膳(ぜん)。家の主人は足付きの膳を使う場合が多かったが、家族はベッタリゼンを使った。食事後の食器は茶碗などに湯を注ぐ程度で洗うようなこともせず、そのまま逆さにしてベッタリゼンの上に伏せておいた。
- 時 代
- 明治中期~1955(昭和30)年頃
- 寸 法
- 縦38.0cm
横38.5cm
高4.0cm
深3.5cm - 採取地
- 白山市(旧白峰村大道谷五十谷)
- 文化財
- 重要民俗文化財