伏し板図(ふしいたず)
寄贈家の先代中村儀太郎氏が作成。スギ製。フシを漬ける場所は碁盤状に区切られており、個々の場所は株として売買された。この板図は各フシの所有者の屋号を記した図。三ツ崎、小谷、前伏の3ヶ所それぞれの状況が板の裏表に記録されている。当資料は柴山町で行なわれたフシ漁の実態を知る上で第一級の資料である。板に押された押しピンはフシの移動場所を覚えておくための目印。
1955(昭和30)年頃まで使用。
- 時 代
- 昭和時代
- 寸 法
- 横27.0cm
縦42.0cm - 採取地
- 加賀市柴山町