『春日懐紙』
本館所蔵の国の重要文化財である、万葉集が筆写された「春日懐紙」(鎌倉時代)17枚をすべて紹介。そのうち6枚は、万葉集が筆写された時のままで剥ぎ取りが行われておらず、万葉集研究においても貴重なものである。翻刻文のほか、「春日懐紙」が出来上がるまでの過程も図解で示してある。
≪内容≫
はじめに
中臣祐有(なかとみのすけあり)
中臣祐方(なかとみのすけかた)
木工権助泰尚(もくごんのすけやすひさ)
泰俊(たいしゅん)
良胤(りょういん)
春日懐紙掛幅(米澤修一氏)
「春日懐紙」の歴史
あとがき
参考