『祝樽 -酔いと祝いの造形-』
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A4判 58ページ
「祝樽」は祝いの印としての清酒を贈るための木製専用容器で、全国各地で独自の形のものが作られて伝わっている。日本人にとって酒は「神」と「人」をつなぐ媒介で、祭礼や儀式などになくてはならないものであった。日本海沿岸地域の酒容器・樽発展の跡をたどり、酒の歴史や文化を紹介し、そこから人生儀礼・ツキアイの民俗に触れてほしい。
≪内容≫
凡例
開催にあたって
祝樽雑考
はじめに 祝樽の歴史・祝樽の諸相・祝樽・酒樽の民俗
図版 祝樽の歴史・祝樽の諸相・樽の民俗
天日陰比咩神社のドブロク祭り
能登杜氏について
酒屋さんと樽
出品一覧表
祝樽の形態
角樽の部分名称
参考文献・写真提供・協力者一覧