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企画展「いしかわ中世のやきもの」

趣   旨

中世に生産されていた代表的な陶器として、石川県では珠洲焼が挙げられます。能登半島の先端で生産された珠洲焼は北陸から北海道にいたる各地で出土例が確認され、日本海を通じて広く流通していたことが知られています。

しかし現在の石川県で中世に生産されたのは珠洲焼だけではありません。加賀地方では加賀焼の製品が流通していたほか、近年では能登地方でも、加賀焼の窯場から転出した工人が生産を行っていたとみられる窯跡が発見されています。このように、中世の加賀・能登では複数の窯が操業し、各地で高まる生活用の陶器の需要を満たしていました。

本企画展では館蔵の珠洲焼に加え、加賀焼をはじめとする県内のその他の窯の製品を紹介し、中世における加賀・能登の陶器生産に迫ります。

  • 加賀幾何文大甕(小松市指定文化財、小松市立博物館蔵)
  • 珠洲大甕(当館蔵)



会 期
2018年12月15日(土)~2019年1月20日(日)  
時 間
9:00~17:00(展示室への入室は16:30まで)  
休館日
※平成30年12月28日(金)~平成31年1月3日(木)は休館 
会 場
企画展示室  
観覧料
一般:300(240)円、大学生:240(190)円、高校生以下無料

※( )内は20名以上の団体料金、65歳以上は団体料金
 
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後援
北國新聞社
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