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金沢城下図屏風(犀川口町図)(かなざわじょうかずびょうぶ(さいがわぐちまちず))

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 6曲1双。紙本著色。
 犀川の大橋を中心に上流に向かって左側の風景を右隻に、右側を左隻に描く。
 左右とも犀川大橋の賑いの様子を描くが、右隻は遠く卯辰山、河北潟を望み、現在の片町付近(川南町・河原町・大工町)に暮らす人々の様子を交えて春景を描く。左隻は遠く白山、藩主の菩提所である野田山の大乗寺を望み、野町・寺町付近の人々の様子を交えて秋景を描く。大きな店を構えて商売をしている人、材木を伐る大工、釣りをする武士、川で遊ぶ子どもなど江戸時代の犀川付近で見られたありふれた風景を盛り込んだものと思われる。
 筆者は金沢生まれの狩野派の絵師福島秀川(1804~1880)である。

時 代
江戸時代 19世紀
寸 法
各縦151.5cm
各横360.0cm
作 者
福島秀川
文化財
石川県指定文化財
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